【ケーススタディ】「新国立競技場」のカームダウン・クールダウンスペース

感覚過敏研究所SDI推進室のサイトで、クワイエットアワーセンサリールームカームダウンスペースセンサリーマップセンサリーフレンドリーな商品などの国内外の事例を紹介しております。多くの事例をお伝えしながら、目に見えない感覚におけるダイバーシティ&インクルージョンを考えるきっかけになればと考えています。

カームダウンスペースとは、光や音などの感覚の刺激を遮断することで、感覚過敏によるストレスの軽減やパニック(メルトダウン)の回避やクールダウンに使用できるスペースです。今回は、新国立競技場のカームダウン・クールダウンスペースについて紹介します。

新国立競技場
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/Default.aspx

新国立競技場のカームダウン・クールダウンスペースについて

新国立競技場のカームダウン・クールダウンスペースは明るさと温度を調節可能で、壁はやわらかい素材になっています。2人が入れる部屋や数名が入れる部屋、休憩室のコーナーの一角を確保した部屋の三種類があるとのことです。

室内の様子
室内の様子
カームダウン・クールダウンスペースを伝えるマーク
カームダウン・クールダウンスペースを伝えるマーク

新国立競技場のカームダウン・クールダウンスペースの場所は?

新国立競技場のカームダウン・クールダウンスペースは、1階に5箇所、2階に2箇所、4階に2箇所の合計9箇所に設置されています。

(地図上では小さくて場所がわかりにくいので、赤いマークをつけました。)

1階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース
1階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース
2階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース
2階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース
4階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース
4階に設置されているカームダウン・クールダウンスペース

引用/参考先

livedoorNEWS「謎の設備「カームダウン・クールダウン」とは?新国立競技場の先進的ユニバーサルデザイン」

埼玉県自閉症協会 Autistic Society SAITAMA「(情報提供)新国立競技場のクールダウン・カームダウンスペースについて」

国立競技場「フロアマップ」

文:いうと

感覚過敏研究所では、センサリールームやカームダウンスペース、クワイエットアワーの相談・企画・提案・設計などをおこなっています。

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