【ケーススタディ】「埼玉県さいたま水族館」でのクワイエットアワー

感覚過敏研究所SDI推進室のサイトで、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品などの国内外の事例を紹介しております。多くの事例をお伝えしながら、目に見えない感覚におけるダイバーシティ&インクルージョンを考えるきっかけになればと考えています。今回は「埼玉県さいたま水族館」を紹介します。

埼玉県の県有施設でのクワイエットアワー導入にあたり、2022年6月13日、埼玉県の羽生水郷公園にある「埼玉県さいたま水族館」で試行が行われました。水族館の休館日を利用し、感覚過敏のある子ども13名が招待されました。

埼玉県さいたま水族館のクワイエットアワーのポイント

埼玉県さいたま水族館のクワイエットアワーでは、以下のような配慮がされています。

・入り口の照明を4割程度低減

・館内BGM等の音量を低減

・直接光が目に入らないようスポットライトの角度を調節

・カームダウンスペースの設置

・イヤーマフとサングラスの貸し出し

埼玉県自閉症協会「埼玉県 さいたま水族館においてクワイエットアワーの試行」
2022.06.26
ディスプレイの使用を取りやめ、最低限の照明に。
写真引用:Media116「感覚過敏の方が楽しめるように」さいたま水族館が試行したクワイエットアワーとは?」

クワイエットアワーを広めたい!

センサリールームやクワイエットアワー、センサリーマップは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間・時間・ツールです。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、センサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。

注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。

引用/参考先

埼玉県自閉症協会「埼玉県 さいたま水族館においてクワイエットアワーの試行」

Media116「感覚過敏の方が楽しめるように」さいたま水族館が試行したクワイエットアワーとは?」

文:いうと

感覚過敏研究所では、センサリールームやカームダウンスペース、クワイエットアワーの相談・企画・提案・設計などをおこなっています。

お気軽にお問い合わせください。

関連記事

感覚過敏に関する
悩みごとがある⽅や
ご家族さまへ

感覚過敏に関する対策商品やサービスなど、感覚過敏研究所がご提供できるものを一覧にして紹介しております。

感覚過敏のある⽅を⽀援したい
企業・⾏政・教育関係者・
福祉関係者さまへ

感覚過敏を中心とした合理的配慮やニューロダイバーシティの取り組みを計画・実行中の企業や関係者への情報提供や協業、共同研究などのご案内です。

ページトップへ戻る