【ケーススタディ】スーパーマーケットWoolworthsでのクワイエットアワー

感覚過敏研究所SDI推進室のサイトで、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品などの国内外の事例を紹介しております。多くの事例をお伝えしながら、目に見えない感覚におけるダイバーシティ&インクルージョンを考えるきっかけになればと考えています。今回はスーパーマーケット「Woolworths」を紹介します。

オーストラリア全土で1000店を超える店舗を持つスーパーマーケット「Woolworths」では、毎週火曜日の10:30−11:30をクワイエットアワーに設定し、感覚過敏の方々が快適に買い物できるようにしています。

画像引用元:https://www.huntervalleynews.net.au/story/7247948/quiet-hour-at-woolworths-aims-to-take-stress-out-of-shopping/

Woolworthsのクワイエットアワーのポイント

Woolworthsのクワイエットアワーで以下のような配慮がされています

  • 店の電話とレジの音量を低減
  • かご台車を買い物フロアから取り除く
  • 緊急時以外の館内放送を取りやめ
画像引用元:https://au.news.yahoo.com/woolworths-makes-awesome-move-for-shoppers-during-christmas-chaos-095228821.html

Woolworthsのウェブサイト(英語):https://www.woolworthsgroup.com.au/page/media/Latest_News/woolworths-rolls-out-quiet-hour-to-select-stores-across-australia

クワイエットアワーを広めたい!

センサリールームやクワイエットアワー、センサリーマップは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間・時間・ツールです。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、センサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。

注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。

文:ゆーりんちー

感覚過敏研究所では、センサリールームやカームダウンスペース、クワイエットアワーの相談・企画・提案・設計などをおこなっています。

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