【ケーススタディ】センサリールームの一歩先を目指す東京ヴェルディの『Green Heart Room』

東京ヴェルディにて2021シーズン途中より、味の素スタジアムでのホームゲームにおいて『Green Heart Room』の運用が始まりました。

Green Heart Roomとは?

引用元:東京ヴェルディ「【SDGs】障がいのある方が試合観戦を楽しめる『Green Heart Room』運用レポート」2021.06.09

Green Heart Roomとは、あらゆる種類の障害を抱える方のためのファミリールームのことです。最大10名が同時利用可能です。障害種に応じ、部屋のカスタマイズも可能です。

当初は「大きな音や照明が苦手な方を対象としたセンサリールーム」としての運用を考えていたとのことでしたが、感覚過敏やこだわりだけでなく、様々な障害を抱え通常の観戦が困難な方のための部屋へと切り替えたとのことです。

部屋内部の様子。引用元:東京ヴェルディ「【SDGs】障がいのある方が試合観戦を楽しめる『Green Heart Room』運用レポート」2021.06.09

設置には、東京ヴェルディがスポーツ指導を担当している特別支援学校の東京都立多摩桜の丘学園、東京ヴェルディと10年来の関わりのある、寝具の製造と販売をしている会社株式会社エムールが協力にあたりました。

引用・参考元

東京ヴェルディ「【SDGs】味の素スタジアムにGreen Heart Room(センサリールーム)設置のお知らせ」2021.02.19 

東京ヴェルディ「【SDGs】障がいのある方が試合観戦を楽しめる『Green Heart Room』運用レポート」2021.06.09

東京ヴェルディ「『Green Heart Room』での2022Jリーグシャレン!アウォーズエントリーおよび一般投票開始のお知らせ」2022.03.04

(文:きさらぎ みずき)

感覚過敏研究所では、センサリールームやカームダウンスペース、クワイエットアワーの相談・企画・提案・設計などをおこなっています。

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