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【ケーススタディ】スーパーマーケットColesでのクワイエットアワー

感覚過敏研究所SDI推進室のサイトで、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品などの国内外の事例を紹介しております。多くの事例をお伝えしながら、目に見えない感覚におけるダイバーシティ&インクルージョンを考えるきっかけになればと考えています。今回はスーパーマーケット「coles」を紹介します。

オーストラリア全土で800店を超える店舗を持つスーパーマーケット「coles」では、毎週火曜日の10:30−11:30をクワイエットアワーに設定し、感覚過敏の方々が快適に買い物できるようにしています。

画像引用元:https://playandgo.com.au/coles-quiet-hour-now-in-256-stores-across-australia-low-sensory-shopping-every-tuesday/

Colesのクワイエットアワーのポイント

Colesのクワイエットアワーで以下のような配慮がされています

  • 照明を低減
  • 店内ラジオ放送の音量を低減
  • レジとバーコードスキャナの音量を最低まで低減
  • ショッピングカートの回収を取りやめ
  • かご台車を買い物フロアから取り除く
  • 緊急時以外の館内放送を取りやめ
  • お客様サポートのスタッフを増員
画像引用元:https://www.coles.com.au/about-coles/community/accessibility/quiet-hour

Colesのウェブサイト(英語):
https://www.coles.com.au/about-coles/community/accessibility/quiet-hour

クワイエットアワーを広めたい!

センサリールームやクワイエットアワー、センサリーマップは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間・時間・ツールです。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、センサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。

注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。

文:ゆーりんちー

センサリールームやクワイエットワーなどの企画・導入のご相談はSDI推進室へ

感覚過敏研究所SDI(センサリーダイバーシティ&インクルージョン)推進室では以下のご提案やサービスをご提供できます。
  • センサリールームやクワイエットアワー導入のご相談やコンサルティング
  • センサリールームやクワイエットアワーの導入や運営方法のご相談やサポート
  • センサリーマップの作成と実地調査
  • ソーシャルグッドな取り組みのプロモーションや企業ブランディング
  • 感覚過敏の当事者やご家族への情報提供
  • センサリールームやクワイエットアワーの導入や運営のためのスポンサーの獲得
  • センサリーフレンドリーな商品開発、テストモニター、官能評価

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